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2021-08-09 15:25:33

みなさんこんにちは、売買部の八木です。

今回は住宅ローン控除についてのつづきです。
控除を受けることができる要件についてみてみます。

2.適用の要件
細かな規定がたくさんありますが、大枠は以下の通りです。

 

①自ら居住すること。

 令和3年12月31日までに入居しなければなりません。

 

②建物の床面積が50m2以上であること。

 

③中古住宅の場合は耐震性能を有していること。

 木造住宅は築20年以内、マンション等の耐火構造は築25年以内が基本的な要件です。

 例外はありますが、まずは築年数に注意しましょう。

 新築住宅はその時点で耐震性能を満たしているとみなされますのでこの要件はクリアです。


④ローンの借入期間は10年以上であること。

 繰り上げ返済をしてスタートした時期から計算して10年を切ってしまうと打ち切られますので、

 短期間での完済をお考えの方は注意して下さい。

 

※尚、消費税が10%の注文住宅を今年の9月末までに、または分譲住宅を今年の11月末までに契約し、

令和4年12月31日までに入居した場合は期間13年間の控除が受けられる特例措置がありますので、

下記資料も併せてご参照下さい。

スクリーンショット 2021-08-09 152123

                             (国土交通省ホームページより)

 

2回に分けて簡単にご説明しようと試みましたが、いかがでしたでしょうか。
細かな規定がとても多いので、大枠のみに触れる形で簡略化してみました。
実際にはみなさまがイメージしている物件(価格、築年数等)をもとにお調べいただければと思います。
.

また、より詳しくお知りになりたい方は国税庁のホームページよりご確認下さい。
不動産の購入においては様々な法律や制度が関係してします。
ご不明な点はぜひお気軽にご相談下さい。

 

 


2021-08-08 15:17:21

みなさんこんにちは、売買部営業の八木です。
私は営業職ではありますが、ファイナンシャルプランナーとして時々おカネについてのご相談にも
乗らせていただいております。

今回は住宅ローンを使って購入した場合に受けられる所得税等の減税措置についてです。
この制度はかなり浸透していますのでご存じの方も多いかもしれませんが、
2回に分けて触れてみたいと思います。
 
1.制度の概要
この制度は住宅を取得したときに住宅ローンを利用すると適用になります。
(増改築、リフォームでも使えますがここでは割愛します)


要件を満たし続けていれば、10年間毎年一定金額を所得税から控除できる制度です。
所得税額より控除額の方が大きい場合は一部住民税からも控除されます。

また建物の消費税率が10%の物件を、注文住宅は今年の9月30日まで
分譲住宅は今年の11月30日までに「契約」し、
来年の12月31日までに「入居」した場合は控除の期間が13年間になる特例措置があります。

控除期間および控除額は以下の通りです。

                                                                    (国土交通省ホームページより)

 
細かい注意書きが多くて読みにくいですので、わかりやすくお知りになりたい場合はぜひ直接ご相談下さい。
かなりおおまかに言いますと、一般的な新築物件を購入すると最大で年に40万円、
中古物件ですと最大で年に20万円の控除が受けられます。(弊社が主に取り扱っている物件を基準にしています)

また、より詳しくお知りになりたい方は国税庁のホームページよりご確認下さい。
 尚、この制度の期限は今年一杯になります。(特例措置を除き今年中に入居することが条件)

恒久の制度ではありませんので常に期限が設けられてきて、今までも2年程度の延長を繰り返してきましたが
来年以降はどうなるでしょうか。
まだ情報が入ってきておりませんので、これから年末にかけての税制改正大綱等を注視したいと思います。

次回はこの制度を受けられる条件等についてまとめます。


馬込沢エリアで住宅をお探しの方、不動産のご売却のご相談、相続に関するご相談は
地元の武田不動産にぜひご相談下さい!

 

 


2021-08-07 15:40:13

こんにちは。売買部の八木です。

過去2回、ウッドショックについてレポート致しました。
最後に現在家づくりを考えている方はどうすべきか、についての考察をします。


まずは、検討している建築会社や不動産会社の担当者に見積価格がいつまで有効なのか、
今後の見通しはどうかといったことについて、しっかりとした説明を求めることが大切です、

この時には複数の考えを聞くことをお勧めします。
これはウッドショックに限った話ではありませんが、納得できるまでしっかりとした説明を受けて、
いま進めるのか様子を見るのかの判断をするのが良いと思います。

また、いまは様子を見るというスタンスを取るにしても、情報収集は怠らないことが大切です。
新聞等の報道に触れることはもちろんですが、担当者との関係を絶たずに定期的にお打ち合わせをする等、
生の情報に触れていただきたいと思います。

コロナ禍を乗り越えてみなさまが幸せな家づくりができるように願っております。

モデルハウス

以上3回にわたって「ウッドショック」について考察致しました。
簡単にまとめようと心掛けましたが、逆にご説明が不足したところもあると思います。
悪しからずご了承下さい。

まだ収束しないコロナ禍ではございますが、武田不動産ではお客様に最新かつ幅広い情報をご提供し、
みなさまの幸せな家づくりに役立てるように日々努力をして参ります。

不動産売買、宅地分譲、新築住宅の建築、とあらゆる分野に対応しておりますので、
これからもぜひ弊社をご活用下さい!

 

 


2021-08-02 15:53:28

こんにちは、ショールーム担当の井口です。

タケダホームショールームのパウダールームをリニューアルしました(^^♪

お掃除がしやすいよう床と壁はタイル張りになっています。
皆様に気持ちよくご使用いただけるように お掃除がんばりますo(・ω・´o)

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2021-08-02 15:43:05

こんにちは。売買の八木です。
いつもお読みいただきましてありがとうございます。

今回はいま住宅業界を騒がせている「ウッドショック」についての続きです。
 
3.今後はどうなる?
これが何よりも気になるところですよね。
実は予測はとても難しいのですが、「今年一杯は価格が上がり続ける」
という見方が多いようです。
来年コロナが収束すれば世界的な需要が落ち着き価格も多少下落するのでは、
という人もいます。(直近では先物価格が大幅に下落しました)

木1

 

4.国産材は流通しないの?
日本は山林も多く、輸入材の代わりに材木を供給できるように思われる方も多いと
思いますが、これはなかなか難しいようです。


国内で流通する木材は長い間に価格の安い輸入材の割合が増えて、
国産材は価格競争力の点で押されていました。
山から材木を伐採してくるにはトラックで運ぶための道を作らないといけませんが、
このような理由もあり今まで整備が進んでこなかったようです。

 

また、輸入材と競争するためには材木を乾燥させるための大掛かりな設備が
必要になりますが、この点についても今回のコロナが収束し国産材の需要が
減ってしまうと設備投資がムダになるため、メーカーも二の足を踏んでいるようです。
新聞記事等でもメーカーがまだ様子見をしているということが伝わってきています。
 

ではこれから家づくりをする方はどうすべきか?

次回に続きます。

 

 


2021-08-01 15:50:26

みなさんこんにちは。売買の八木です。


いま、住宅業界において一番大きな問題になっているのは「ウッドショック」です。

最近かなり話題になっているのでご存じの方も多いと思いますが、
現在住宅用木材の流通量が大幅に減り価格が高騰し、
かつての「オイルショック」ならぬ「ウッドショック」という呼び名がついてしまっています。
 

原材料の価格が上がるとお客様にご提供する商品の価格も上がってしまいます、
なんとか上昇幅を抑えたいと弊社も企業努力はしておりますが限界があります。
注文建築事業を行っている弊社としてもまったく他人事ではございません。

今回はこの問題について3回に分けて考察します。

親方

 
1.いつから価格が上がり始めたの?
去年からじわじわ上がっていましたが今年の3月ころから目に見えて上昇し、
今では去年の約2倍になっています。

2.原因は?
いくつかの原因が複合的に絡んでいるようですが、きっかけはコロナです。
世界的な巣ごもり需要、金融緩和を行ったアメリカにおいて超低金利を背景とした

住宅取得ブーム等により、木材に対する需要が世界的に高まり日本へ回ってくる量が減りました。
また、物流の活性化で貨物輸送用のコンテナが世界的に不足し、
その混乱で世界的に木材の供給が遅滞したことも挙げられています。
一説には3月のスエズ運河での貨物船座礁事故も混乱に拍車をかけたとも言われています。
 

次回は今後の見通し等についてです。

 

 


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