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2021-10-10 17:57:25

こんにちは、売買営業の鶴岡です。

 

今日は先日あった私道のトラブル(?)を少し紹介させていただきます。

 

道路には公道(県道や市道等)と私道があるのはご存じの方も多いと思います。

 公道は公道で、測量の際に時間や労力がかかるため金額が高めになることが多い等、

面倒な側面もあるのですが、トラブルということはそんなに無いイメージがあります。

 

ただ、

私道の場合はちょこちょことトラブルがでることも、、、

 

 今回はというと・・・

 

ご売却でお預かりさせていただいた物件は、建物が老朽化しており、土地として販売することに。

そのため、まずは隣接地の方にご協力頂き確定測量を行いましょうとご依頼を頂きました。

 

 

問題はここからです。。。

 

両隣のご所有者様はすんなりとお立会い頂き、境界を確認。

前面道路は私道ですが、

隣接住居のご所有者様達は持分をもっておらず(もちろん今回の売主様も持分なしです。)、

遠方にお住いの方が前面道路約50mをご所有されています。

 

測量会社を通して、測量のお立会いの希望と道路の通行・掘削に関するご承諾を頂きたい旨を伝えて頂くと、

 『境界の立会いも通行・掘削の承諾もお断りします』との回答が(*_*;

 境界の立会い拒否も困りますが、道路の通行・掘削の拒否は非常に困ります。。。

 

調べてみると私道の通行に関しては、全国で何件も裁判が行われており、

徒歩や自転車での通行は認めるが、車での通行は認めないという判例もあるようです。

 

そうは言ってもこのままではお話が進まなくなってしまう・・・

 何度か道路の地権者様にお会いして、

今回はなんとかうまくお話がまとまったので良かったですが、

『私道では道路の持分って大事だなぁ~』と痛感しました。

 

ご売却のご相談いただく際に、

「うちは私道持分ありませんが、今まで特にトラブルはありません。」

とおっしゃっていただくこともありますが、将来的にはなにが起こるかわかりません。

 馬込沢周辺では私道も多いので、ご購入検討の際には、少し気にしてみたほうがいいかもしれませんね。

 

 


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